LOTRコンサートレポ。

以前にマゾムがいっぱい様掲示板に書き込ませていただいたものです。
8月のLOTRコンサートのレポートですが、オフレポもかねております。

12月のコンサートは秀逸だったとうかがって、ちょっと惜しいな~といまさらの後悔(苦笑)
ですが国際フォーラム以外は必須条件ですよね・・
まあ、8月の雰囲気をご覧くださいませ。

04年8月30日 東京国際フォーラムにて
 The Lord of the Rings Concert





コンサート前は、「ホビットのお茶会(笑)」
参加ホビットは、馳ねこ様、ヨーレスのおばば様、うさぎしちゅう様、唐鳥える様、
華麗舞りあん様(もちろん奥方の愛娘、いちばんの初々しさ♪)、mog様、
leiraniの7名。
某英国(風)パブにて、アフタヌーンティーセットをどど~~んと7つ揃えて3時半
すぎから5時半すぎまで食べてしゃべって笑って過ごしました。指輪、キング・ア
ーサー、ヴァン・ヘルシング、009、萩尾望都、サンダーバード、英雄(HERO)
と話題のサーファー状態です。
お茶でこれですから、もし合宿だったらお風呂も大変に違いない!(笑)

さて、会場へと向かうホビッツは、某ビック○メラ地下2階DVD売り場を強襲!
DVD売り場においてあるという、指輪新聞(これがまた面白い!)をgetするため
です。
見事ひとつかみの指輪新聞をget!した面々は、地下(モリア)から国際フォーラ
ム(麗しのロスロリアン♪)へと入場しました。
と思ったら。
そこでおしゅ様からの電話!ここでおしゅ様と合流♪と思ったら。
某指輪物語よもやまのサイト主小鳥遊(たかなし)様が通りかかる!(笑)
どんどん増えていく仲間でいざ、会場へ地上へとエスカレーターを上がりました。
入口では、それぞれのお知り合いが駆け寄るうるわしい指輪の友愛の世界が…(笑)
とりあえず終了後の乾杯希望の方はまたこの場所でお会いしましょう♪と解散。
期待を胸に入場したのです。



国際フォーラムは広い、広すぎる…

なのに、なぜ隣の席が知り合いなんだろう?(笑)
leiraniとその相方の右隣は、高校時代の友人の同人仲間でした。
高校時代の友人というのは、この2年間ロンドン行を共にしている人です。
ここまで偶然が重なると指輪の魔力を感じます(笑)

パンフレット売場は長蛇の列(遠目には色鮮やかなスマウグの群れ)なの
で、休憩時間にダッシュすることにして、ゆったりと開演を待つことにしました。

今回ソリストをつとめるのは、シセル・シルシェヴー!
リレハンメル冬季オリンピックのFire in your heart 、オリンピック讃歌が
思い出され、期待が高まります。クリスタルヴォイスだった彼女もすっかり
大人です。

コンマスの隣にはピアノ椅子(背もたれのないコンサート用)らしきものが見
えます。
ここにはあのフィドル(ハーディンガーかな?)が置かれ、演奏中コンマスが
持ち替えてソロを弾きました。
オケ、合唱が続々入場してきます。
向かって右が男声、真ん中が少年(!)、左が女声。
今回はまったく前知識をいれず(なにせパンフレットも買ってない!)ので、
ほんとうにわくわくしました。





さあ、開演!

アラン・リーのイラストが投影され、序曲ともいえる「予言」が始まりました。
生演奏だ、生だ、ライブだ!これだけで涙が出ました…

第1部ではシセルの出番はなし。ということはエンヤの曲は入ってないという
ことね、とちょっと残念。

演奏はゆったりめのペースで、皆さんの感想に同じくサントラを聞きなれた
耳には新鮮なスピードです。
ティンホイッスルの入る「ホビット庄の社会秩序」、アラン・リー氏のイラストも
素敵なのですが、デッサンで色が薄いし(苦笑)「絵を見るか音楽聞くか!?」
の究極の選択に迫られてしまいます。
これは最後まで選択を強いられる問題でした(笑)

さて、ここで辛口に…
混成オケ、コーラス、ソリスト、練習とリハ、特に会場でのゲネプロの詰めが
甘かったのでは…。特に30日。
音響、ADに詳しい輪さまが31日について言及していらっしゃらないようです
ので、これは30日の結果なんだと悲しく納得しています。
音響を使ったのは舞台とホールの広さ、使用楽器や演奏効果を均一に仕上
げるため、サントラと同質のものとするためだと理解できます。

しかし、ホールの構造を考えた音響調整、そして照明のミスがありすぎ(涙)
集音マイクが、指揮者のタクトをとりあげる音、いっせいに楽譜をめくる音を
拾ってくれて。
特に2階席の下にあたる1階席後ろは空調パネルに共鳴しちゃってノイズ
が~~
照明もソリストにあてるタイミングがずれまくっていました…
しょっぱなから「がちょ~~ん」なショックを味わってしまい、それが「闇夜の
短剣」だったものですから、一瞬ぶっすりと貫かれてしまいました…(苦笑)


妄想モードだ!(笑)

貫かれた短剣の傷は、あっさりと「指輪は南へ」で癒されてしまいました(笑)
ドワローデルフのテーマと原画、目をつぶる自身が映画のなかにいるようです。
…この会場のほとんど全員が同じ思いでいるんだろうな、と考えるとこのエネ
ルギー(笑)はすごいでしょうね。全員がひたすら妄想モード?(笑)

休憩になるとあちこちから、「ボロミアのところがよかった!」「ボロミアの死ぬ
ところが泣けた!」という声が起こりました(笑)
わが相方もある日突然「ボロミア愛」になったくらいですので、涙ぐんで?い
ます。
サントラとの大きな違いは、一瞬を楽しむライブだからこそ、自分の好きな場
面を深く妄想(笑)できることでしょう。

第1部はFotrだけ、第2部にTTTとRotk。なのに時間はほぼいっしょ(笑)
この配分が映画の比重を現していました(笑)



休憩時間♪


さて、休憩時間となりました。
あちこちで興奮した感想が飛び交っています。
相方はパンフレットを、私は何かおもしろいものはないかな~と売場をのぞ
きにいきました。
相方がパンフレットを買ったあと、本日分のパンフレット売り切れ!という信
じられない表示が出ました(爆)
コンサートでパンフレット売り切れ?!これも快挙といえるのでしょうか?
私の目当ては楽譜だったのですが、Tシャツやストラップ、映画のときと同じ
ものと思えるのですが、飛ぶように売れてどれもみんな「売り切れ御礼」札
が貼られていきます。
これが最後のチャンスなのか、すごい勢いでしたね…

第2部は大好きなローハン♪ローハン♪
ローハンのテーマは素敵でしたが、サントラのように高鳴るテーマで終わる
のではなく、ゴラムソング(笑)へと続きました。
ゴラムソングはシセルが歌いました。
第2部から登場したシセルは、ボーイソプラノとの斉唱も含め、のびやかな
歌い方です。
ちょっと甘めになった大人の声ですが、オケをバックにしてもさすが!です。

アラン・リーの原画イラストは、いくつかはパリ国立図書館の原画展で見た?
というものに似ていました。
つまり、今まで見たことが無い絵が多かったです。
第1部でもモリアのあたりでちらっと「甲冑兜装着レゴラス」らしきものもあっ
たような気がしました!
ですが、だいたいにおいてはっきりした人物画は少なくて…
くっきりはっきりわかったのは二人だけ。

一人はゴラム!もうひとりはアルウェンでした!
なぜにアルウェンなんだろう?このアルウェンはリブに似ていながら、リブで
はない横顔の憂いを含んでしっとりとした美しさ。
卵が先か鶏が先か…このデッサンがあってのリブ抜擢なのか、
それともリブ・アルウェンを見てからの理想のアルウェンなのか?!
興味深いところです(笑)




終幕へ・・・


音楽は王の帰還へと続きます。
…この調子で全編通しで見られるといいのにね(笑)

ファラミアたちゴンドール兵士たちがオスギリアスから逃走し、ガンダルフが
助けに向かう(俗にガンダルフビームといわれる…)あのシーン。
ミナス・ティリスを螺旋状に飛蔭で上っていくシーン。
狼煙が点火されていくシーン(ありえなくても音楽は最高(笑))。
そしてローハンの進軍。
それぞれの楽曲が物語のラストへ向かう波を作り出していきます。
音と声の波に、映画のシーンがよみがえってきます。

コンサートで思ったのは、コンサート用の編集がホビット側とくにフロドとサム
の道行部分を軽くしてしまった?ということです。
もちろんオロドルイン登攀はちゃんとありますが、どうしても大きな戦いや動き
の音楽のほうに主動があるようでした。
これもライブでのアレンジで仕方ないことでしょうが…

そうそう、楽譜はピアノピースしかありませんでした。ちぇっ。


第3部はとくにコーラスとオケが圧巻でした。
惜しむらくはピピンの歌がなかったこと。でもあの歌のバックにどういうイラスト
を出せばいいか、私なら悩みますが(苦笑)
アラゴルンの御詠歌(違う?)もヴィゴのかすれ声とはまったく違うバリトンの
朗々とした、まさに「われらは大海より中つ国へ来たった…」という趣です。
つまりエレンディルのようでした♪
そして音楽はホビットたちへの敬意をこめて、ミナスティリスを離れ旅の仲間
は解散し、再びなつかしのホビット庄へ。

それぞれが元のすわり心地のいい椅子に座るとき、フロドを最後の旅へ誘う
フルートの音色が響きます。
最後の旅、灰色港でのそれぞれの別れが目に浮かびます。
シセルはアニー・レノックスとは違う西への旅を表したように思います。
映画には現れなかったアルウェンとの約束、夕星の白い宝石を思わせる声
でした。
まあ、これはファンの都合良い妄想ですけれどね(笑)


彗星が長く小さな火花の尾をひくように、音楽も物語も彼方へと消えていきます。

中つ国の地図がふたたびクローズアップされ、指輪物語が幕を閉じようとして
います。
なぜか映画を見たときよりも、物語が終わってしまうことを強く感じてしま
いました。
それはサムが感じたフロドとの別れに似ているような気がしてなりません
でした。


最後の一音、タクトが下りたときの一瞬の沈黙。

その沈黙にも、会場の指輪物語を愛する人たちの思いが凝縮されていました。
拍手の大きさ、それに応えてくれた指揮者、ソリスト、オケ、コーラスの皆さん
も一大音楽イベントをやりとげた満足感に溢れているようでした。




さあ宴だ!

涙と鼻水の嵐!?をおさえつつ、コンサートは終了。

そして気持ちは「ヘイル!」へ(笑)
一斉に動き出す人の波をくぐりながら、またもや友の姿を探しもとめます。
あれ?あれとまたもや再会の輪が広がりました。

まず、mogさん提唱の朗読会でおなじみの方々、そして昼間のホビット宴会の
方々を見つけた銀の匙さん(笑)
さて、増えた人数を収容(笑)してくれる緑龍館はいずくぞ。

とりあえず移動しはじめ、国際フォーラム外へ出たところで残っていた方々で
記念写真をぱちり。
有楽町のガード下にイタリアンがあったことを思い出し、ラストオーダーぎりぎり
ではありましたが、そこへ押し寄せました。

…入ったところの奥にはなぜかハデなローマンクルス。
私たちがぶんどった席はどうみても「黄金館」の宴会テーブル…(笑)
ヴァン・ヘルシングからローハン?!
これだけで盛り上がれるのも指輪の輪の魔力でしょうか?(笑)

一気に飲み物と食べ物を注文し、またもや指輪話に華がさく宴会となりました♪
総勢14名の指輪の仲間は再びの再会を願って杯を干し(コンサートもういっか
いやれ!DVDかライブCD出せ!スコアが欲しいぞ!という叫びがあがってお
りましたね~)

極東中つ国でのしばしの別れを惜しみ、解散しました。

この規模でなくてもいいですから、ぜひオケでのライブを再演してほしいですね。
そしてそこでまたたくさんの指輪の友と出会えることを願っています。
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by crann_estel | 2005-02-03 00:08 | galadh◇樹木◇
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